トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 ボディービルダー「バズーカ岡田」で知られる日本体育大学の岡田隆教授が薬学部で講義
1年生約270人に「最強の脳と身体を作るたった三つの習慣」と題して講義

骨格筋評論家「バズーカ岡田」として知られるボディービルダーでもある日本体育大学の岡田隆教授が5月9日、八事キャンパスで行われた薬学部の梅田孝教授が担当する1年次開講科目「健康?スポーツ科学理論」でゲスト講師として登壇し、「最強の脳と身体を作るたった三つの習慣-科学が導く筋トレ?栄養?睡眠の最適解」と題し、2コマ合わせて学生約270人に筋トレの効果や栄養の摂取法、睡眠の量と質の高め方などを解説しました。
岡田教授はトレーニング科学?スポーツ整形外科学が専門で、日本体育大学での教育?研究の実践とともにボディビル競技にも取り組んでおり、2016年には初出場した日本社会人ボディビル選手権大会で優勝しています。また、2012年から2021年まで柔道全日本男子チームの体力強化部門長を務め、リオ?東京五輪の好成績に貢献。さらに、「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演し、公式YouTubeチャンネルも人気を集めています。
筋トレの効果や栄養の摂取法、最適な睡眠時間などを解説
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講義の様子
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ボディービルダーとしても著名
講義では岡田教授はまず筋肉トレーニングの効果として、1週間に30分から60分の筋トレを行うことで死亡?疾患のリスクが10~17%下がることや、20分の筋トレで記憶力も10%ほどアップするとの研究結果を紹介。さらに、筋トレは骨も強くして骨密度を高めるほか、真皮を厚くして肌にもいいことを紹介。「1日5~10分、下半身の時短筋トレを行う」ことを学生たちに推奨しました。
続いて栄養を摂るための食事について、岡田教授は動物や野菜からタンパク質や脂質、炭水化物、ビタミンなどの五大栄養素を摂取することの重要性を解説。そのうえで、タンパク質の合成を高めて増やすために筋トレ後にタンパク質を摂ることや、穀物由来の食物繊維を摂取することが少なくなって食物繊維が不足しているため、玄米や雑穀米、全粒粉のパンやパスタなども食べるようアドバイスしました。
最後に睡眠については、岡田教授は「脳はすべての臓器をコントロールしており、睡眠をしっかりとって脳が回復すれば、勉強でも仕事でもポテンシャルを発揮できる」と強調しました。そして「健康を維持するには、睡眠時間が6時間を下回ってはだめ。若い人は7~9時間必要」と指摘。さらに「深く眠ることで最も脳が休まる。そのためには自分の体に合った寝具に変え、明かりを遮断して寝るように」と呼び掛けました。
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講義をする岡田教授
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岡田教授を紹介する梅田教授(左)
「愛知県に貢献できる仕事ができてうれしい」と田原市出身の岡田教授
岡田教授は講義終了後、薬学部の亀井浩行学部長、梅田教授、4月から1年間、共同研究のため情報工学部に研究員として派遣されている日本体育大学の大石健二教授とともに天白キャンパス本部棟を訪れ、野口光宣学長を表敬しました。薬学部で講義をするのは2024年に続いて2回目で、愛知県田原市の出身という岡田教授は「愛知県に貢献できる仕事ができてうれしい。学生さんたちはまじめで熱心に聴いてくれました」と話していました。
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野口学長を表敬
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(左から)日本体育大学の大石教授、梅田教授、野口学長、岡田教授、亀井学部長